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The Spirit Of ’76 : Berliner 705 (1894)

spirit of 76アイキャッチ 1890's
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こんにちは!あぽ(@apocryphally1)です。POPSの歴史をたどっていくMuseum of POP Musicのコーナーへようこそ!録音技術が確立した19世紀末ころからの音楽をコレクションしています。100年ほど前の大衆音楽からJazzやBluesが発展していくポピュラー音楽の黎明期を発掘してきますよ。

*掲載している曲の一部には差別を助長するようなタイトルの曲があります。歴史を辿る面では避けては通れないデリケートな問題ですが、当時のものをそのまま記載しています。当然ながら本ブログには差別を助長するような意図は全くないという点、ご理解いただければ幸いです。

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The Spirit Of ’76

この曲は誰が作ったか、だれが演奏しているかが不明です。録音された日付の記録が残っているだけで、音源も見つかっていません。また、このディスクナンバーBerliner 705にはBerliner 705 [a]も存在しています。違いは盤面の表記が違うため、便宜的に分けているようです。

・Unknown(Drum And Fife Corps)・・・1894年10月30日、1895年12月5日、1897年12月23日

The Spirit Of ’76とは?

The Spirit Of ’76とは、アメリカ独立戦争時代の愛国心のことを指します。独立宣言で明らかにされた自己決定と個人の自由の精神のことです。これはトーマス・ジェファーソン(Thomas Jefferson)が探求していたものです。

「独立宣言で示された原則は、アメリカと世界の他の国々を新しい自由の時代に導くことを約束しました。1776年7月4日にアメリカ人によって始められた革命は決して終わりません。抑圧と無知の重荷の下で生きるすべての人々に、人類の権利に目を向け、暴君の力を覆し、不平等に対する平等の勝利を宣言するように促すでしょう。」と、モンティセロ(Monticello)で発表された文章に書かれています。

トーマス・ジューエット(Thomas Jewett)は、アメリカ独立戦争の時に、「”Spirit of ’76”と言われる見えない何かがあった。この精神は、建国の父として知られているほぼ神話上のグループの信念と行動によって擬人化されており、おそらくトーマス・ジェファーソンが最も代表的な人物である。」と書いています。ジェファーソンたちは「Spirit Of ’76」には「平等に創造され」「生命、自由、幸福追求を含む特定の不可侵の権利を創造主から授けられた」という「自明の」真実が含まれていると信じられていました。

Sprit of '76.2.jpeg

The Spirit of ’76 (previously known as Yankee Doodle) By Archibald Willard : American painter (1836-1918), Public Domain, Link

The Spirit Of ’76 の楽曲プロフィール

  • Title : The Spirit Of ’76
  • Date : 1894年10月30日
  • Label Number : Berliner 705, 705 [a]
  • Composer : Unknown
  • Performer : Unknown (Drum And Fife Corps)
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