こんにちは 「あぽ(@apocryphally1)」です。 派手なアイキャッチで英単語を覚えていく「派手単」です。単語の意味を語源から辿っていき、どんな文脈でも対応できるようにその単語のコアのイメージをおぼえるのが目的です。各単語のアイキャッチや挿絵はすべて僕がデザインをして作成しています。棒人間や簡素な挿絵のつまらない単語帳ではなく「派手で面白いイラスト」を心がけて更新しています。コアのイメージをつかむ手助けになれたら最高です。単語力をモリモリ鍛えましょう!
これまでの「派手単」はこちらのリンクにまとめてありますので良かったら見てみてください。
(2021.10.26時点で73個のはず…)
indeedとは?
“A friend in need is a friend indeed.”という英語のことわざがあります。困ったときに助けてくれる友達が本当の友達である。という意味ですね。同じような内容でイソップ童話に「熊と旅人」というお話があります。
2人の男が旅をしていた。ある大きな森の中の道を歩いていると、目の前に1頭の熊が現われた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%8A%E3%81%A8%E6%97%85%E4%BA%BA より
1人の男はすぐに近くの大木によじ登ったが、もう1人の男は逃げ遅れ、仕方なく地面に倒れて死んだふりをした。熊はその男の耳元に口を当てていたが、しばらくすると森の奥に姿を消した。木の上の男は、安心したので降りてきた。
逃げ遅れた男に「熊は君の耳に何かささやいていたようだが、何て言っていたんだね?」と聞いたところ、男は答えた。「ああ、言っていた。危ない時に友達を捨て、自分だけ逃げるような薄情な相手とはもう別れろ、と」。
せっかくなので英語版のあらすじを貼り付けておくので、さらっと読んでみてください。今回の単語「indeed」もしっかり出てきますよ。
友達は大切にしましょうね!
今回のBGMは渋いところでTommy Dorseyの”Yes, Indeed!”です。1941年の曲なんですよ。この時期は若い時のFrank Sinatraをバンドのボーカルに迎えて、Sinatraのキャリアの中で最初のブレークのきっかけを作りました。(この曲では歌っていないですが)
語源
もともとは「in」と「dede」の2語で書かれていた単語です。「deed」は「実行、事実」という意味なので、indeedは「事実」の中にあること→「本当に」という意味になります。
辞書的な意味
本当に、実に、それどころか、なるほど、へぇ
ついでに覚えてしまう単語
absolutely・・・完全に、まったく
altogether・・・まったく、まるで、全体で
completely・・・十分に、完全に、まったく
entirely・・・まったく、完全に、すっかり
* entirelyが出てくる記事はこちら!
exceedingly・・・非常に、すばらしく、まことに
extremely・・・非常に、とても、まことに、きわめて
greatly・・・非常に、はるかに、まことに
really・・・実際に、本当に、まったく
surely・・・まさか、きっと、まったく
totally・・・まったく、全然、すっかり
truly・・・本当に、まったく
フレーズなど
indeedを使ったフレーズなどを集めています。辞書的な意味をコアの意味から解釈してきますので、想像力を働かせてください。
Indeed and indeed.
全く本当に、実際全く・・・同じ言葉を重ねて強調する使い方
Thank you very much indeed.
本当にどうもありがとう・・・このindeedはveryと一緒でないと使えません。
Yes indeed
はい、そうです
indeedを覚える
indeedはそれほどややこしい単語ではないですね。素直に「本当に」と覚えておくと良いでしょう。日本語でも会話の中で「本当に?」と疑いをこめたり、強調するために「本当に!」と言ったりしますね。英語でも文脈によって「疑い」や「皮肉」を含むことがあるので、そこだけ注意しておきましょう。
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