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The Gladiator / John Philip Sousa (1886)

the gladiatorアイキャッチ 1880's
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こんにちは!あぽ(@apocryphally1)です。POPSの歴史をたどっていくMuseum of POP Musicのコーナーへようこそ!録音技術が確立した19世紀末ころからの音楽をコレクションしています。100年ほど前の大衆音楽からJazzやBluesが発展していくポピュラー音楽の黎明期を発掘してきますよ。

*掲載している曲の一部には差別を助長するようなタイトルの曲があります。歴史を辿る面では避けては通れないデリケートな問題ですが、当時のものをそのまま記載しています。当然ながら本ブログには差別を助長するような意図は全くないという点、ご理解いただければ幸いです。

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The Gladiator / John Philip Sousa

「グラディエーター」は、Boston Evening Travellerのジャーナリスト、Charles B. Towleへのオマージュとして書かれました。TowleはSousaをテンプル騎士団に紹介した人物だといわれています。この作品のタイトルは長い間憶測に包まれてきましたが、1つの仮説は、タイトルが剣の代わりにペンを使用した一種の剣闘士であるTowle自身に言及しているというものです。別のもっともらしい仮説は、この作品がBoston Evening TravellerのためにTowleが書いた記事について作られた可能性があるというものです。

Sousaはそれまで行進曲をほとんど書いたことがなく、どれもそれほど人気はありませんでした。しかし、この「The Gradiator」は100万部以上を売り上げました。これは当時の最高記録で、「The Gradiator」は頻繁に演奏されていました。Sousaの行進曲で最初の成功と言われています。

「TheGladiator」の成功は主に曲そのもののクオリティが高かったことによるものでしたが、出版社であるHarry Colemanの力によるところもありました。スーザは1885年以前には他のいくつかの会社から曲を出版し、それらの会社を使い続けていましたが、Colmanとのビジネスは7年ほど続いていました。Sousaは行進曲1曲につき25ドルから35ドルを支払われていました。この価格には、完全なバンドスコアとピアノ向けに省略されたスコアの代金も含まれていました。


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The Gladiator の楽曲プロフィール

  • Title : The Gradiator
  • Date : 1886年
  • Composer : John Philip Sousa

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